2018年10月20日

Costume Storage -ワンタッチで着替えられる衣装棚MOD-

装備を登録・保管しておくと、アクティベートした際にワンタッチで着替えることができる衣装棚です。もう一度アクティベートすると登録品を衣装棚へ収納し、元の装備に戻ります。

帰宅したときに室内着に着替えたり、鍛冶をする時だけ専用の装備品に着替えたりするような用途にお使いください。特定の場面でのみ使うような装備品を持ち運ばずに済みます。

導入にはSKSEが必要です。

※2018/10/20 version 0.2 に更新。元の装備に戻ったときに、一部の付呪効果が適用されないバグを修正しました。


目次

  1. 最新版ダウンロード
  2. 使い方
  3. インストール/アンインストール
  4. 更新履歴
  5. 雑談

1. 最新版ダウンロード (uploader.jp)

英語版 Costume Storage 0.2
日本語版 Costume Storage 0.2 (jp)

2. 使い方

2-1. 衣装棚の作成と設置

鍛冶屋の鋳造器具または金床のその他カテゴリにて、「薪」2つから「衣装棚」を作成できます。

衣装棚をインベントリからドロップすると、目の前に設置されます。
その直後に再配置メニューが出ますので、移動や回転をして適切な位置に配置してください。

2-2. 衣装の登録と保管

衣装が登録されていない初期状態のときは、アクティベートするとメニューダイアログが出ます。

「登録」を選択すると、現在装備中のシャウトまたはパワー、および防具 を登録します。防具は装備から外され、衣装棚に保管されます。シャウトは外されませんが、登録しなくて良いものは事前に外しておいてください。
武器や魔法は登録されませんので、装備したままで大丈夫です。

特殊な登録として、シャウトや防具を身に着けないで登録すると「脱衣」登録となり、アクティベートした際に防具をすべて外す仕様の衣装棚になります。

登録直後に登録リストが表示されますので、内容を確認してください。

2-3. 着替え

衣装を登録してある場合、立ってアクティベートするたびに、登録品を取り出して装備したり、外して保管したりします。保管後は、着替える前の装備に自動で戻ります。
着替える前の装備はプレイヤーのインベントリから移動せず、着替え中も所持したままです。

使用中の衣装棚は、扉の右上にルビーが付いて判別できるようになっています。

複数の衣装棚を同時に使うことも想定してあります。
例えば室内着と鍛冶装備の衣装棚を設置して、戦闘装備→室内着を着る→鍛冶装備を着る→鍛冶装備を仕舞う(自動で室内着に戻る)→室内着を仕舞う(自動で戦闘装備に戻る)という動作が可能です。

2-4. インベントリアクセス

衣装棚を掴む(アクティベートボタンを長押しする)と、衣装棚のインベントリを開くことができます。登録品以外のアイテムも保管しておきたい場合にご利用ください。登録リストには何も影響しません。

もしインベントリ画面で登録品を取り出したとしても、登録リストはそのままです。
着替えるとき衣装棚の中に登録品がなければ、プレイヤーのインベントリから探して装備します。再度アクティベートすると、外した登録品は衣装棚に保管されます。

インベントリへのアクセスは、下記メニューダイアログからも可能です。

2-5. メニューダイアログ

スニーク状態でアクティベートするか、未登録の時にアクティベートすると、メニューダイアログが出ます。

  • 登録(未登録のとき)… 登録作業を行います。
  • 登録解除(登録済みのとき)… 登録を解除し、登録品を回収します。
  • リスト表示(登録済みのとき)… 登録リストを表示します。
  • インベントリ … 衣装棚のインベントリにアクセスします。
  • 名称変更 … 8種類の中から選んで名称を付加することができます。(鍛冶、付呪など)
  • 再配置 … 設置直後に出た再配置メニューと同じものです。衣装棚の取得もできます。

「登録解除」を選択したとき、保管されている登録品は回収されてプレイヤーに戻ります。インベントリ画面から入れたものはそのままです。
一方、再配置メニュー内の「取る」を選択したときは、保管されているすべての物品と衣装棚をまとめて回収します。

目次に戻る


3. インストール/アンインストール

導入にはSKSEが必要です。NMM等のMOD管理ツールでインストールしてください。途中導入が可能です。
ロードオーダーはどこでも良いです。

アンインストールする際は、各衣装棚の再配置メニューから「取る」を選択し、衣装棚ごと全て回収しておいてください。

目次に戻る


4. 更新履歴

  • 2018/10/20 (version 0.2); 着替えから元の装備に戻ったときに、一部の付呪効果が適用されないバグを修正しました。NMMで0.1を外し、そのまま0.2を導入してください。
  • 2018/10/10 (version 0.1); 公開

5. 雑談

5-1. バージョン0.1 のお話

これ作りたかったんです!鍛冶にだけ使う付呪装備を、毎回宝箱から取り出して装備するのが面倒で…。普段から持ち運ぶと重いし、インベントリが見づらくなるし。
今年の3月くらいに一度作っていてボツにしたやつですが、問題点が解決したので晴れて復活させました。

シャウトも登録対象にした理由は、自宅に帰ってきたらブラックマーケットを装備したかったからです。戦利品を整理してからブラックマーケットで不用品を売って、またフスロダを装備し直して冒険に出る、ということが簡単にできます。

その時点で装備しているものを登録する仕様なので、登録作業時は意外に間抜けな姿をしているかもしれません。手袋とブーツだけとか。
ただ、この仕様でないと装備スロットの重複判定がやっかいになります。装備中の組み合わせならスロット判定する必要がないのでこうなりました。

実は、公開前のプロトタイプでは武器や魔法も登録対象にしていました。全身の装備を登録しておける仕様だったんです。
ところが、付呪武器を RemoveItem 関数を使って衣装棚とプレイヤーとの間で移動させると、不定期にチャージ量が0になってしまう、という災難に見舞われまして…。
一度 DropObject 関数を使ってセル内に落とし、続けて AddItem 関数で移動させればチャージ量の不具合は起こらなくなったものの、今度は他のMODで変更された武器だと DropObject したときにCTDするものがあったりして、もうこの機能はバッサリ切ってしまおう!となりました。

武器をいじらない仕様にしたことで非常に楽なスクリプトになりましたが、脱衣登録のときに武器が残ることだけちょっと気になっています。
まあ、脱衣に関しては脱衣かごMODを公開してあるので、ひとまずこのままにしておこうかと思います。

5-2. バージョン0.2 のお話

ごめんなさいー!0.1にバグがありました!テストプレイが足りませんでした。すみません反省してます!

…と表向き謝ったところで、何が起きていたのかと、その解決策を記録しておきます。

ある装備から登録品に着替えたとき、登録と関係のない着たままの装備があると思います。
例えば登録品に鎧が含まれていないなら、着替えてもその鎧は着たままです。登録品をしまって元の装備に戻っても、当然その鎧は着たままです。

この鎧に付呪がついていた場合、元の装備に戻ったときに「鎧はずっと着たままなのに付呪効果だけが外れる」というバグがありました。

原因はスクリプトにありまして、装備中の防具に対し「EquipItemEX」関数で装備指示を重ねたことによるものでした。なぜ付呪効果が外れるのかは不明ですが、とにかく装備中の防具に重ねて装備指示を出してはいけないようです。
それが判明したため、装備中の防具はスルーするように条件分岐を変えました。変更箇所は2行だけです。

更新方法は、NMMで0.1を外し、そのまま0.2を導入していただければ大丈夫です。これで直ったはずですが、またしっかりテストプレイを続けていきます。すみませんでした!

トップに戻る

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。