2019年7月19日

【The Sims 4】はじめての平屋づくり

建築も面白い Sims4。更地の状態から、最低限の部屋を備えた平屋を建ててみたいと思います。


目次

  1. 完成図
  2. 部屋を置く
  3. 部屋を変形する
  4. ドアを設置する
  5. 床やタイルを貼る
  6. 壁紙や外壁を貼る
  7. 玄関ポーチを作る
  8. 土台を作る
  9. 階段を設置する
  10. 屋根を付ける
  11. 家全体の位置を移動する

1. 完成図

まずは完成図です。少し土台を高くした平屋を建てます。
家具や装飾には詳しく触れず、「建物を建てる」ことに主眼を置いています。

家の名前は「おとうふハウス」です。けっこう四角いよ。

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2. 部屋を置く

2-1. 建築モード

まずは建築モードにしましょう。右上メニューの「建築モード」ボタンで移行できます。

2-2. 部屋の選択

はじめてなので、プリセットで用意されている部屋を利用します。
プリセットは家具や壁紙、床などがあらかじめ設定されていますが、それらを後から変更したり、取り除いたりすることも可能です。部屋の変形も自由にできますので、今回はこれを利用してみましょう。

左下メニューの「建設する」で出てくる図から、「スタイルルーム」を選択します。

すると、右側に部屋の種類といくつかのプリセットが出ますので、好きなものを選択します。
最初はキッチンでも置いてみましょう。

スタイルルームは、配色を選んで変えることもできます。

2-3. 部屋の設置

土地にそのまま部屋を置いていきます。
キーボードの「<」「>」で回転し、位置を決めて左クリックで設置します。

置いた部屋をクリックすると、部屋メニューダイアログと、変形用の矢印が出ます。
ダイアログでは「移動」や「回転」をしたり、「壁の高さ」を変更したりすることができます。
部屋を消去したいときには、この選択状態で「Del」キーを押します。

この要領で、キッチン、バスルーム、ベッドルーム、リビングルームの4つを設置しました。

この時点で重要なのは、それぞれが「部屋」として設置されていることです。
今回はプリセットを利用したので気にせずとも部屋の状態になっていますが、壁1枚から作る場合も、壁で囲った部分が部屋になっているかどうか気にしておきましょう。

部屋になっている部分は、クリックするとメニューダイアログと矢印が出ますし、底面が「床」になっています。四方を壁に囲まれていても、底面が外の地面と同じ状態の部分は部屋になっていません。

ドアの位置や内装はすべて後から自由に変更できますので、まずは「部屋」の壁を作るのが最初だと考えておきましょう。

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3. 部屋を変形する

3-1. 部屋のサイズ変更

それぞれの部屋を変形して、1つの家にしていきます。
変形矢印をドラッグすると、部屋の大きさを変えることができます。部屋同士の壁が重なると、1枚の壁になります。

部屋のサイズを変更して、4つの部屋を繋げました。

3-2. 隣接した壁の変形

部屋を選択状態にして他の部屋と隣接した方角を見ると、変形矢印が複数出ている部分があるのがわかります。

隣接していない部分の矢印をドラッグすると、そこだけ部屋を変形することができます。

3-3. 自由な変形

壁の一部を自由に変形させることもできます。
変形したいラインに壁を置くため、左下メニューの「空室と壁」の中から「壁ツール・B」を選択します。

変形したいラインに沿って壁を置きます。

部屋が区切られて、2つに分割されました。

あとは不要な方の部屋を選択し、「Del」キーを押して消すだけです。
こうすることで、一部だけを自由な形に変形することができます。

家の形を決めていく際には、「壁」単位ではなく「部屋」単位で考えた方がうまくいくと思います。 屋内はすべて、大小様々な「部屋」の連続で構成されているという点がポイントです。

3-4. 便利な「ハンマーツール」

部屋がポイントとはいえ、時には不要な壁を個別に壊したいこともあると思います。そんな時に便利な神ツールがハンマーです。これは上部中央メニューの中にあります。

これで、壁を1枚ずつ破壊することができます。壁ツールからでも除去することはできますが、ハンマーの方がポンポン破壊できて使いやすいです。
壁に限らず、家具類もハンマーで破壊することができます。どんどん壊しましょう!

上部中央メニュー一番左の「選択」ボタンを押すことで、通常モードに戻ります。

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4. ドアを設置する

4-1. ドアの選択

左下メニューの「ドア」から様々なドアや通り抜けを選択できます。

選ぶときに枠内にカラーバーがある場合は、クリックするとパレットが開いて色を変更することができます。

4-2. ドアの設置

設置する際は、その前後方向にスペースがないといけません。家具が置いてあったりしてもだめなので気をつけましょう。
スペースが確保できていると、床が緑色で表示されます。置けない場合は赤色です。

ドアや通り抜けは、壁に上書きする形で設置します。
そのため、「廊下とリビングの境目にアーチ型の通り抜けを置きたい」という場合も、一旦壁で塞いでから設置することになります。

また、幅を2マス使うドアもあります。玄関などには最適でしょう。

4-3. ドアノブの向きの変更

設置済みのドアでも、クリックすれば移動や向きの変更ができます。
ドアノブの向きを変えたいときは、選択状態で右クリックするか、キーボードの「<」「>」を押すと入れ替わります。

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5. 床やタイルを貼る

5-1. 床材の選択

左下メニューの「床のパターン」から床材を選びます。タイルもここにあります。

5-2. 床材の貼り付け

床材を選んだら、貼りたい場所でクリックすればOKです。
このとき「Shift」を押しながらだと、部屋全体に適用できるので便利です。

5-3. 便利な「スポイトツール」

神ツールその2です。スポイトを使って様々なものをコピーすることができます。上部中央メニューにあります。

スポイトボタンを押してからコピーしたい床材をクリックし、別の場所をクリックすればペーストできます。

床材を統一したいときには非常に便利ですし、それに限らず壁紙や家具などもこのツールを使ってコピー&ペーストすることができます。

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6. 壁紙や外壁を貼る

6-1. 壁の表示

右上メニューにあるボタンで、3段階に壁の表示を切り替えることができます。
押すごとに「非表示 → 一部非表示 → 全部表示」と切り替わります。壁紙を貼るときは全部表示しておきましょう。

6-2. 壁紙の選択

左下メニューの「壁のパターン」から、壁紙を選択します。外壁もここにあります。

6-3. 壁紙の貼り付け

床材と同様に貼り付けたい場所でクリックすればOKです。これも「Shift」を押しながらだと、部屋全体に適用できます。
スポイトツールも使えますので、特に外壁を統一する際には便利です。

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7. 玄関ポーチを作る

7-1. ベランダの選択

玄関ポーチは、ベランダを利用して作ります。左下メニューの「空室・壁」から「平四角形」を選びます。

7-2. ベランダの設置

ベランダに壁はありませんが、「部屋」と同じように扱うことができます。
設置したら、変形矢印で形と大きさを整えましょう。

選択状態を外すと、床面だけの状態で表示されます。

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8. 土台を作る

8-1. 高さの変更

土台は「部屋」に対して付きます。そのため、部屋を先に作っておく必要があります。

土台の高さを変更するには、どれでも良いので部屋をクリックして矢印を出します。部屋の中央に上下の矢印があるので見つけてください。

上下の矢印をドラッグすると、土台の高さが変わります。隣接している部屋すべてが連動して変化します。

8-2. 装飾の選択

左下メニューの「土台」を選択して、土台の装飾を選びます。

8-3. 装飾の適用

装飾を選んだら、部屋の土台部分をクリックすることで適用することができます。
通常は、すべての部屋に同じものをつけることになるでしょう。ここでもスポイトツールを用いると便利です。

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9. 階段を設置する

9-1. 階段の選択

左下メニューの「階段」から、設置したいものを選びます。屋内用も屋外用も共通です。

9-2. 向きの指定

これが重要です。

階段は、ドアと違ってきちんと向きを指定しなければなりません
置きたい場所に持っていったら、キーボードの「<」「>」で向きを変えましょう。向きさえ指定すれば、高さは自動的に合うようになっています。

左ドラッグでも向きが変わるのですが、それだと非常にやりにくいです。また、家具とは異なり、右クリックでは向きを変えられないので注意しましょう。

階段の幅は、設置した後に変形矢印で変更することができます。

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10. 屋根を付ける

10-1. 表示階の変更

右上メニューにあるボタンで、建築作業を行う階を切り替えることができます。

編集中の階には白枠の方眼マスが表示されており、今までは1階の床(=地面)に出ていました。
上の階に切り替えると、2階の床(=1階の天井)に白枠が移ります。

平屋の屋根は、この2階で作業することになります。
ただし、屋根を選択するだけでも自動的に2階部分を表示してくれますので、最初は気にしなくても大丈夫です。

屋根の作業をした後で1階に戻るときや、設置済みの屋根を修正するときには、ボタンで表示階を切り替えましょう。

10-2. 屋根の選択

左下メニューの「屋根」から屋根を選びます。

10-3. 屋根の設置

まずは何も考えず、適当に設置してしまいます。その後で、部屋と同じように変形矢印で大きさを変更していきます。
部屋の大きさにピッタリ合わせることもできますし、壁から1マス分はみ出すこともできます(例外あり)。

屋根の「頂点にある矢印」を上下にドラッグすることで、高さを変更することができます。
「白丸」を上下にドラッグすれば、カーブを変更することもできます。

カーブを変えると、ふっくら屋根やトンガリ屋根になります。

屋根のトリム(淵の装飾)や屋根のパターンも、左下メニューから変更することができます。
プレイ中に見ることは少ない部分ですが、スクリーンショットを撮る方は設定しておきましょう。

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11. 家全体の位置を移動する

これはすごい機能です。
家を作って、さて庭づくりでもしよう!となったときに、家全体を少しずらしたくなることがあります。

そんなときは、上部中央メニューの「区画と家を移動する」から「家を移動」ボタンを押します。

すると家全体を選択することができるようになり、丸ごと移動や回転ができます。

以上ではじめての平屋づくりは終了です。変な家を建てましたが、基本は網羅できたかと思います。(この後おとうふハウスは捨てました。というかセーブすらしてない。)

なんといってもポイントは「部屋」が基準であることです。廊下も部屋。ベランダも部屋。
土台も屋根も部屋があってこそ。

慣れたらスタイルルームを使わずに壁から作り上げた方が、全体として統一感のある家を作れるかもしれません。

そのうち噴水とか置いちゃったりして、リフォームが止まらなくなります。

うんうん、幸せそうだ。

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2 件のコメント:

  1. eka.さん こんにちはー。
    またもやタイムリーな話題。大変ありがたいです。

    こちらを見たら私も家をたてることができました!!

    私の中で、イメージしている部屋の間取りや家の雰囲気がなかったので
    とりあえず部屋をおいてみてからそれを直していくのってとてもやりやすかったです。

    家具も置いてあるので、大きさの雰囲気もつかみやすくてとっつきやすくていいですね。

    土台については、そうだったのかーと目からウロコです。
    あと、階段の話がとてもためになりました。
    これを見ないで作ってたら、なんでそんな階段が。。ってのができてました(きっぱり

    意味がわかってくると、リフォームするのが楽しくなってきますよね。
    昨日と今日でずっと、家いじってました。

    楽しさを教えてくれてありがとうー。

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    1. りんさんこんにちは!

      新築おめでとうございます!ネイサン君の家見てきました。
      自動エサ入れうらやましい。あとおおきなネコあたまハウスも。(←そこ?笑)

      土台も少し上がってて、勝手にうむうむって納得してました。やはり土台は大事だ。
      階段は最初本当にわからなくて、小さい階段は家具の中にでもあるんだろうか…?と探しまくってました。少しでもご参考になった部分があれば嬉しいです。

      建築の自由度はかなり高いと思うので、操作がわかるとリフォームしまくりで時間があっという間に過ぎていきますね。
      我が家もかれこれ10時間くらいリフォームしてます。プレイが全然進まない…

      こちらこそいつも遊びに来てくれてありがとう☆ また行きまーす。

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