2018年12月14日

【Tropico 6】憲法(Constitution)リスト

※画像はベータ版のものです。

Tropico 6 の憲法リストを作成しました。
憲法の文章は特殊な表現が多いのですが、できる限り理解しやすい日本語に意訳したつもりです。


建造物(Construction)リスト 憲法(Constitution)リスト

目次

  1. 世界大戦時代(World Wars)
  2. 冷戦時代(Cold War)
  3. 現代(Modern Times)

※憲法は、一度制定すると一定期間変更することはできません。

※一部の効果についてはまだ確認できていないものがあります。

※すべての日本語の名称や説明は、英語版を基に当サイトにおいて付けたものであり、公式日本語訳ではありません。ご了承ください。


1. 世界大戦時代(World Wars)

1-1. 選挙権(Voting Rights)
  • 普通選挙(All Citizens Vote)
    すべての成人している国民に選挙権が与えられる。
    有権者はすべての成人した国民で構成され、投票によって選挙が行われる。それにより、権力の座に付いて統率・施政権を担う者が決定される。

  • 所得制限選挙(Wealthy Citizens Vote)
    中流階級(well-off)以上の所得がある国民にのみ選挙権が与えられる。破産者(broke)と貧乏(poor)の国民が反乱分子となる可能性が10上昇する。
    有権者は、仕事と税収においてトロピコに多大な貢献をしていることが証明された国民で構成される。その有権者のみが、大統領選挙に投票する権利を得られる。

  • 公開投票選挙(Open Ballot Elections)
    行政施設の職員には、支持の有無に関わらずプレジデンテに投票させる。支持が46%以下の者は反乱分子になる可能性があり、その確率は10上昇する。
    トロピコの統治に非常に重要である大統領選挙の投票は、公開記録によって行われる。全国民の投票検査が可能になるため、投票所役員による操作より有効である。
1-2. 軍隊(Armed Forces)
  • 平和主義国家(Pacifist State)
    軍事施設が利用不可能になる。反乱分子の脅威の増大を75%減少させる。大国からの評価が5上昇する。
    トロピコは、世界に対して平和主義を表明する。これにより、宣戦布告、他国船拿捕免許状の発行、および陸・海軍その他の軍事力を増強する権利を放棄する。

  • 民兵組織(Militia)
    無学でも兵士になれる。軍事衝突の際は、各兵舎ごとに1つの民兵隊が出撃する。
    連合法を施行し、反乱を抑え、侵略を撃退するための民兵組織を召集する国家法。教育機関の修了証書を所持していなくても、兵士として国に仕えることができる。

  • 正規軍(Professional Soldiers)
    兵士には高校修了資格が求められる。部隊の攻撃力が25%上昇する。軍国主義者の支持が20上昇する。
    最重要事項たる国防において、陸・海軍その他の軍事に従事する者は、銃火器によって任務を遂行するにふさわしい知的能力が求められる。
1-3. 宗教と国家(Religion And State)※研究でアンロック
  • 神政(Theocracy)
    宗教施設は警察署と同様に治安を改善し、職員が犯罪者を確保することができる。全体の自由が5、観光評価が5減少する。宗教派閥からの支持が20上昇する。
    トロピコは神の慈愛を受け、現世における最も敬虔な信徒が集まった聖なる国家となる。政権と教会の区別に終わりを告げて祝福し、その関係性に優劣はなくなる。

  • 宗教の自由(Freedom of Religion)
    初期状態。
    政権は、崇拝する特定の宗教を定めず、かつその自由な活動を妨害しない。それにより、政権が法の代表者たることについて聖職者や牧師からの過度な干渉を受けない。宗教的あるいは世俗的な集会、儀式、聖餐を行う自由を保証する。

  • 無神論国家(Atheist State)
    教育機関と研究施設の効果が25%上昇する。宗教施設が利用できなくなる。国民は、政治的見解を宗教派閥に向けることが少なくなる。
    宗教が大衆を麻痺させるものであると明確に認識される。恭しい集会、礼拝、聖なる儀式、祈祷や瞑想、帽子を被った叙聖式、火や水による洗礼、ヘビの魔除け、ヨガなどは、これを許可し、容認し、保証するべきものではない。
1-4. 労働政策(Labor Policy)※研究でアンロック
  • 生涯現役(A Life's Work)
    人々は12歳から働き始め、引退はできない。すべての国民の職業幸福度が5減少し、平均寿命が5年短くなる。移民の流入が10%減少する。
    道徳的で道理に適った喜ばしい重労働が、生涯で最も満足できる必然的な仕事となる。これにより、12歳から死ぬまで、誰もその自由な労働を妨げられることはないと定められる。

  • 幸せな幼少期(Happy Childhood)
    初期状態。
    18歳未満の国民の仕事については、たとえ新聞配達、フェンス塗装、レモネードの作成・販売、芝生や敷地の草刈り、その他の健全な雇用であっても、政権がそれを限定、規制、または禁止することができる。

  • 早期退職(Early Retirement)
    退職年齢が5年早くなる。すべての国民の職業幸福度が5上昇する。
    高齢者や身体が衰えた人の強制労働は、その尊厳と自由への侮辱を意味すると捉えられる。退職年齢は早くなり、ゴルフに限らない適切な定年生活の早期開始を可能にするために、年金の給付額は上昇する。

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2. 冷戦時代(Cold War)

2-1. 環境保護(Ecology)
  • ゼロ排出(Zero Emissions)
    産業施設の汚染が50%減少し、性能が20%減少する。産業主義者の支持が20減少する。
    自然の神聖さは最も重要であると認識される。これにより、いかなる工場や牧場、農園、その他の産業施設においても、地・火・風・空および未知の元素を汚染することは禁止される。

  • 省エネ(Energy Efficiency)
    産業施設の電力消費が10%減少する。性能は5%減少し、汚染も5%減少する。維持費は$5減少する。
    電力消費は、すべての国民の不可侵の権利となる。この政策の規律正しい施行によってたとえお役所的な詮索者を生み出すことになろうとも、最大効率を目的とする電力消費は、これを規制、調節、監督することが義務付けられる。

  • 経済最優先(Economy First)
    産業施設の性能が10%上昇し、汚染は50%上昇する。
    市場の見えざる手の優位性を考慮し、商業的繁栄を担う企業や法人に適用される制限や規制を無効化することを政権が表明する。これは工場排水や汚染物質、不純物の排出制限を含み、かつそれらに限定しない。
2-2. 権力分立(Separation Of Powers)
  • 権力集中(No Separation)
    国民操作の費用が、賄賂を除いて90%減少する。全体の自由が10減少する。
    国民と政権の権利を区別することにメリットはない。国民に対して政権が行う自由な行為を妨げるすべての制限や障壁は撤廃され、無効化されることが定められる。

  • 分立形式(Official Separation)
    国民操作を行うために裁判所が必要になる。費用の20%がスイス銀行口座に入金される。賄賂はこれに影響されない。(※要確認)
    トロピコの司法権は、1つの最高裁判所と、時に指定された下級裁判所に与えられる。裁判官は、"善良な"行いの際に所員を掌握し、その時の貢献に応じて適切で妥当な対価を受け取る。

  • 三権分立(True Separation)
    プレジデンテは、賄賂を除いて国民操作を行うことができなくなる。全体の自由が5上昇する。
    立法権、司法権、行政権は独立した機関に与えられ、抑制と均衡の相互関係が成立する。それによって理想的な融合体を形作り、公正さを確立し、国家の安定を保証し、報酬の良い様々な雇用をもたらす。
2-3. 移住(Emigration)※研究でアンロック
  • 愛するか去るか(Love It or Leave It)
    不幸な国民がトロピコに残る確率が50%減少する。
    国旗というものは強い愛国心の延長上にある。政権は、愛国心がなく、国旗を冒涜し、燃やし、尿をかけるような者たちを、あざけり、あざ笑い、冷笑し、軽蔑し、愚弄する表現の自由について、これを制限するような法律を通さない。

  • 出入り自由(Free To Go)
    初期状態。
    国民は、自由に旅行したり、国土に定住したりする権利を保証される。さらに、その国土を離れる権利も、それが大きな判断ミスだと分かって祖国へ帰る権利も保証される。

  • 最上の国家(Best Country on Earth)
    国民の出国を禁止する。
    様々な評価や価値において、トロピコは他の劣等な外国より優れていることが決定的に証明される。国籍の変更、転居、資産の移動の正当性は認められない。
2-4. メディアの独立性(Media Independence)※研究でアンロック
  • 国家統制(State Coltrolled Media)
    メディアから発信されるプロパガンダ効果の成功率が2%上昇する。すべてのメディアの自由度が、ワークモードと関係なく5減少する。
    政権は、まさに真の、全く正しい国民の代弁者となる。情報や娯楽の提供、訓戒を行うための機関、活動、出版物、刊行物、放送を監督する責務を負い、適切に、かつ断固としてこれに関与する。

  • 自由なメディア(Free Media)
    初期状態。
    布告や公文書、談話、報告書、伝達、公示、特報、公式発表、風評、不祥事、暴露ネタ、俗なゴシップの普及に貢献する言論および出版の自由、公共機関の自由を制限する法律については、これが制定されたり提案されたりすることはない。

  • スポンサー提供番組(Sponsored Content)
    メディアからの収益が98%上昇する。(※要確認)
    適当に楽しませ、思慮深く情報を与え、うまく麻痺させた国民の関心を前提に、政権は以後、社会的秩序の維持や既得権益のサポートに必要な報奨金を助成し、負担し、提供することを保証する。

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3. 現代(Modern Times)

3-1. 人権(Personal Rights)
  • 全面監視(Total surveillance)
    情報省が機能している場合、すべての反乱分子と反乱予備軍が登録される。全体の自由が25減少し、治安が10上昇する。
    国家は、あらゆる一般的嫌疑をかける適切かつ監査不能な正当性を有すると認識される。すべての国民は、適切でも極めて不適切でも、精査、査察、調査、検討、監視、探り入れ等に協力する義務を負う。

  • 治安監視(Security surveillance)
    警察署(神政では宗教施設)が治安区域のすべての居住者と労働者をチェックし、2%の確率で反乱分子を発見する。全体の自由が5減少する。
    すべての国民が国家の安全保障に相応の責任を持つわけではないと認識される。以後、容疑者とされた人々は、無実の証明がされるまで疑わしいとみなされる。この判断は、ただ証拠がないというだけで保留されることはない。

  • プライバシーの権利(Privacy rights)
    検問所が反乱分子を発見できなくなる。全体の自由が5上昇する。
    些細でも、平等権を侵害するような事柄によって国民は大幅に不自由になり、さらにその権利はあまり理解されず実際にもないと認識される。国は、個人のプライバシーと衝突したとき、国家安全保障の追求をやめることを保証する。
3-2. 医療(Healthcare)
  • 有料化(Paid Healthcare)
    診療所と病院は、経済的利用条件と医療費を個々に決定する。性能が10%上昇する。
    健康の維持には十分な診療報酬が必要となる。医療支援が必要な人は、適切な治療の代わりに医療費を支払う義務がある。

  • 単一支払者制度(Single-payer system)
    診療所と病院は、個人の経済状態に関わらず診療し、料金を取らない。性能は5%上昇する。
    国民の健康を維持する費用として、相当な補助金が必要となる。路上生活者、無精者、放浪者、浪費家、道楽者でさえ、国費による医療を受ける権利が与えられる。

  • 複合制度(Hybrid system)
    診療所と病院は、個人の経済状態に関わらず診療する。貧乏(poor)と破産者(broke)からは料金を取らないが、彼らの医療幸福度は50%しか改善しない。
    適切な診療報酬の問題は、的確に算定するための機知や見識を超えたところにある。不必要に複雑で本質的に不均衡な医療管理システムが、早急に策定される。
3-3. 婚姻(Marriage Rights)※研究でアンロック
  • オープンマリッジ(Open marriage)
    同姓婚が可能になる。全体の自由と観光評価が5上昇する。宗教派閥の支持が20減少する。
    婚姻制度は極めて神聖で、同等か正反対かといった尺度とは無関係とみなされ、性別、種族、知性、髪型、靴のサイズによって制限されない。結婚生活で結びつくことを望む者は誰でも自由にそうすることができ、完全なる法の保護のもとにある。

  • 伝統婚(Traditional marriage)
    初期状態。
    伝統的な婚姻制度は家族の根幹であるとみなされる。その価値は1人の男性と1人の女性とが結婚生活で結びつくという必須要件そのものであり、婚姻状態はいつでも公式に証明される。

  • 強制結婚(Forced marriage)
    国民は、適齢期になるとすぐに異性と結婚する。各人の住居幸福度が5減少する。
    結婚の美徳性など変わりようもなく、結婚生活を送ることに対する若者の不適格性も変わらない。国は、適齢期になった国民に対して公式に配偶者を割り当て、平等に幸福度を確保することを約束する。
3-4. 世界市場経済(Global Market Economy)※研究でアンロック
  • 保護貿易(Protectionism)
    貿易ルートが利用できなくなり、すべての標準輸出価格が5%上昇する。
    国は、財政保護のために税金、関税、消費税を科して徴収する権限を持つ。トロピコの物品の方が、外国の劣等な物品よりも相対的に重要であることに疑いの余地はない。

  • 自由貿易(Free Trade)
    初期状態。
    市場の自由は、裕福層とその扶養家族にとって最も重要なものである。国は、他国との貿易における制限のない自由を守ることを約束する。

  • 国際貿易協定(International Trade Partnership)
    貿易ルートの輸出価格が20%上昇する一方で、標準輸出価格は10%減少する。
    トロピコを貿易相手国とする高潔な国家との友好関係は最重要事項である。ある一方との擦り寄りは、もう一方からの妥当な非難を浴びるものの、すべての関係国の調和の取れた利益をもたらすことになるだろう。

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